賃貸住宅に住む前にやることはたくさんあります

賃貸マンションの審査について

例外もありますが多くの賃貸マンションには審査があります。
その理由は毎月の家賃をきちんと払える人物かどうかを見極める必要があるからです。
仮に無職の人が家賃10万円の賃貸物件に住みたいと申し出ても、無職ではとても毎月の家賃を払っていくことは不可能ですから審査の段階で、その人には支払い能力がないとみなされ、契約締結には至らないのが現状です。
やはり毎月安定した収入のある人でなければ家主さんも安心して賃貸マンションを貸すことができないのです。
そのために入居申込書には住所や氏名の他に勤務先等も記入する箇所があるのです。
そして勤務先も審査の対象になっています。
また、物件によっては本人が会社勤めで安定した収入があったとしても、用心のためにもう一人連帯保証人を立てる必要があるケースもあります。
最近では連帯保証人の代わりのような感じで借主が費用を負担して家賃保証サービスなる会社を通して契約するケースもあります。

賃貸物件の選び方、鉄筋造にはどのようなものがある？

建物の構造は大きく分けると3つあります、鉄筋コンクリート（RC構造）、鉄骨、木造です。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、賃貸で家を借りるときは構造の特徴を知っておくと便利でしょう。
鉄筋のメリットは、遮音性、気密性、耐震性、耐火性などです。
隣の部屋や上下の階の生活音が聞こえにくくなるため、プライバシーを確保することができます。
また、大型の建物に多く、新しい物件であれば地震で倒壊する危険性は低くなります。
デザインの凝った物件も多いため、価格がやや他の構造と比較すると高くなりやすいのが特徴です。
一方デメリットとしては、熱伝導率の高さから夏は暑く冬は寒くなりやすいという特徴があります。
特に最上階や角部屋の賃貸では外気の影響を受けやすくなるので、エアコンによる内部環境の管理が大切になります。
さらに頑丈な作りとなるSRC構造というものもありますが、こちらはタワーマンションなど大型の物件に多く、賃貸として借りる物件に多いのはRC構造までです。